この記事は、2009-07-05にアメブロに掲載した過去記事です。旅の記録として。
ヘルシンキは夜12時を過ぎても完全には暗くならず、朝目覚めるともう明るいという白夜の世界。
不思議だぁ…夜がない。
今日は、フィスカルスという村を目指します。
FISKARSといえば、村よりもFISKARS社が有名でしょうか。
ハサミ中心に、台所用品やガーデニング用品などが有名です。
もともとこの村にフィスカルス社の工場はありましたが、アメリカ工場に拠点を移してから、この村は使われていない古い工場や空き家で、がらーんとしていたそうです。
しかし、1994年に、フィスカルスの豊かな自然に魅せられたデザイナーやアーティスト、職人たちが集い、合同作品展が行われたことをきっかけに、デザインや職人の村として再び人の集まる場所になったそうです。
現在、村には多くの作家さん、職人さんが住み、工房兼お店では作業中を見ることができたりします。
木工、ガラス、金工、陶器、衣服、銀細工など、いろんなお店がありました◎
ヘルシンキ中央駅まで歩いて行き、KARJAA駅行きのVR列車切符を買います。
結構切符を買うという動作は難関かと思っていましたが、窓口で「To karjaa」と告げると、無言であっさりとチケット購入。
列車が停まっているホームは、いかにもヨーロッパの中央駅な感じ。
さらに乗り場にもするするっと行けちゃって、何号車っていうフィンランド語の単語とかわからないけど、多分これがそうじゃない?とあっさり号車もわかり◎
あらあらっ?順調!
列車にはなぜか大好きなチェコのアニメのクルテクがプリントされている!
指定席だったのですが、座席の表示部分が日本と異なり、そこは席を通り越したりしてしまったけど、無事着席できました。
なぜか12人部屋みたいな仕切られたブースに席はあり、他にお客さんもこなくて写真撮りたい放題でした!
内装の色とか、北欧っぽい。。
さりげなくやわらかく、とても好みな色合いです。
世界の車窓からばりの素敵な景色が広がります。
スピードでてるのに運良く馬が写ってました♪
一時間程でカルヤーに到着。
郊外に来たーっ!って感じです。
ここからバスでフィスカルスに向かうはずなんですが…。
バス停らしきものがみあたらない…。
しばらくぷらぷらしてわからなかったので、列車の駅の窓口で聞いてみることに。
わざわざおばさんが出て来てくれて、乗り場を説明してくれます。
「この橋渡って向こう側よ!下に降りると乗り場があるから!出発まで…あと10分もないから急いで!」
とのようなこと…。
をぇ~っ!それってそれって間に合うの~!?
階段を登って橋を渡って…やばい!時間がない!と坂をダッシュで下る。
私達がダッシュしたのを観て、後ろの人達も走り出します。どたどたどたっ
はっ!あのバスだろうか?緑のバスが停まっています。
なんとか無事乗れて、ほっ。
しかし座った途端、汗がでるわぜぇぜぇでした。
もっとわかりやすくして…
にしてもよいタイミングで聞いてよかったです。
なんせフィスカルス行きのバスは1、2時間に一本ですから…